
家庭菜園で何を作るのかを考えている時が一番ワクワクしますよね!
単純に自分の好物、作りたい料理の材料として、あるいは普段使いに便利で家計の節約になるもの、など選ぶ理由は様々ですよね。
作物の成長を考慮し、プランターは作物に合わせて用意する必要があります。
ですのでまず作りたい作物を決めることが家庭菜園の第一歩とも言えます。
しかし初心者からすれば、分からないことが多すぎて何を作るかはそう簡単には決められませんよね。
そこで本文では春夏・秋冬の2つの期間に分けて、その時期に作りやすい作物の代表を紹介します。
気になる作物があったら是非挑戦してみて下さい!
【春夏に楽しめる作物】成長の早い葉菜類がおすすめ!
水菜
京菜・壬生菜とも呼ばれる日本原産の葉物野菜です。
シャキシャキとした食感とほのかに感じる辛味が特徴で、サラダやお肉料理の付け合わせに最適です。
栽培の適温は20~30℃のため、種蒔きのタイミングは3月下旬から種蒔きが可能になります。
生育旺盛な植物で水と肥料をこまめに与える必要があります。
しかし肥料は与え過ぎてしまうと葉や茎が固くなってしまい、せっかくの食感が台無しになるので注意しましょう。
ほうれん草
中央アジアが原産の野菜です。
鉄分が豊富で使い勝手の良い野菜として広く知られていますよね!
15~20℃の涼しい気温の好んでいますので春が栽培に最適の時期です。
土壌が酸性の場合は植物の生育に適さないので、土作りの段階でpH調整が必須になります。
種は多めに蒔いて、間引きをしながら大きく育てていきます。
間引いた苗は問題なく食べられますので、収穫本番を待たずして家計を助けてくれます。
また春蒔き以外にも秋蒔きも可能で、冬の寒さに充てることで葉が縮み甘味が増します。
【秋冬に楽しめる作物】夏に種を蒔いて冬に楽しむ!
人参
中央アジアが原産の根菜で、香味野菜として広く料理に使われます。
栽培適温は18~22℃ですが7月頃に種を蒔き、11月頃から収穫します。
初期の生育は非常にゆっくりで時間がかかります。
そのため丁度成長期に入るくらいが秋となって気温も最適になります。
西洋型か東洋型かや長さや太さなど品種が様々あるのでプランター選びにも注意が必要です。
柔らかい葉っぱは虫が付きやすいので防除もこまめに行いましょう。
大根
こちらも中央アジア原産の野菜で、17~20℃が栽培の適温です。
人参と違い初期成育がゆっくりではないので9月頃の種蒔きで11月頃からの収穫が可能です。
過湿に弱いので、土作りは排水性を良くしましょう。
ミニ大根は標準型のプランターで栽培可能ですが、青首大根は深型のプランターを使いましょう。
徐々に間引きながら最後の数本を仕上げていきます。
大きくしようと畑に置きすぎると内部に空洞ができてしまうので、土上5cmほどまで出てきたら収穫しましょう。
まとめ
ここで紹介した作物はほんの一例で、それぞれの季節に作れる野菜ももっとたくさんあります。
そういった野菜は今後もどんどん紹介していきますが、まず初めに身近な野菜を取り上げてみました。
どの野菜も比較的初心者でも取り組み易いので、物怖じせずに挑戦してみて下さい!